- I-1 羊蹄山
- I-2 ニセコ山系
- I-3 湧水
- I-4 尻別川
- I-5 自然生態系
- I-6 温泉盛衰
- I-7 スキー隆盛
- I-8 アウトドアスポーツのメッカ
- I-9 農と食
- I-10 国際リゾート化
- I-11 ホスピタリティ
- II-1 自然環境と生態系
- II-2 スキー場
- II-3 アウトドアスポーツ
- II-4 温泉
- II-5 レク施設
- II-6 体験施設
- II-7 リゾート
- II-8 食と農業
- II-9 農業以外の産業
- II-10 郷土の人物
- II-11 文学
- II-12 文化
- II-13 歴史全般
- II-14 交通
- II-15 町村の概要
- II-16 まつり・イベント
- II-17 観光情報センター
- III-2 参考文献
- III-3 索引
山岳
羊蹄山(ようていざん)
標高1898mの成層火山です。富士山に似たその美しい姿から蝦夷富士(えぞふじ)とも呼ばれています。支笏洞爺国立公園に属しており、日本百名山の1つにも選ばれています。
ニセコアンヌプリ(倶知安町、ニセコ町)
ニセコ連峰の主峰で標高は1308m。南から東斜面には3つのスキー場が広がり、東洋のサンモリッツとも呼ばれる世界的なスキーリゾートとなっています。ニセコアンヌプリとはアイヌ語で「絶壁にある山」という意味ですが、絶壁のイメージがない山になぜこの名がついたのかは、様々な説があります。
イワオヌプリ(倶知安町)
アイヌ語でイワオとは硫黄のことを指します。昭和十年代までは硫黄山と呼ばれ、標高1116mのイワオヌプリ中腹からは硫黄が産出しかつては三井物産が採掘精錬にあたっていました。現在も、南方と西方斜面には土壌に硫黄分を多く含み、植物がほとんど生息しないために茶色の山肌が印象的です。
ワイスホルン(倶知安町)
標高1045m。東斜面にはニセコワイススキー場が展開しています。イワオあたりに来たドイツ人がこの山を眺めて日本のワイスホルンだとほめたことから、この名がついたと言われています。春から夏にかけての雪解け時期には斜面に白い馬の雪形が見られることでも知られています。
チセヌプリ(蘭越町)
ニセコ山系のほぼ中央に位置する標高1134mの山です。南斜面にはニセコチセヌプリスキー場が展開し、山岳スキーファンに人気があります。アイヌ語で「チセ」とは家で「家のような山」という意味です。かつてはチセネシリとかチセネノボリと言われていました。
※「羊蹄山」についてはⅠ-1(P14~)も参照して下さい。※「ニセコ山系」についてはⅠ-2(P20~)も参照して下さい。
ニトヌプリ(蘭越町)
標高1080mのこの山は最初は名前がなく、北大スキー部が滑っていたころは「名なし」と呼び、シャクナゲ岳は「奥名なし」と呼んでいました。ある時ここで滑っていたスキーヤーの近くを二羽のウサギが走り去ったので、二兎(ニト)ヌプリと洒落たものがそのまま山名になったそうです。
シャクナゲ岳(蘭越町)
標高1074m。かつては無名だったこの山ですが、キバナシャクナゲの群落があったことからこの名前がついたといわれています。
目国内岳(めくんないだけ 蘭越町)
標高1202m。メクンナイはもともと川の名前でしたが、これが土地の名となり、その川の源流である山の名前となりました。メクンナイの意味については永田方正「北海道蝦夷語地名解」に「暗川」という記述がありますが、詳しい意味はわかっていません。
昆布岳(こんぶだけ ニセコ町)
ニセコ連山の南、ニセコ町と豊浦町の境界に位置し、特徴的な形をした標高1045mの山です。山頂からは羊蹄山やニセコ連峰はもとより、道南地方の山々まで見渡すことができます。頂上にドームのある、楯状火山のように見えますが、実は何度かの噴火により熔岩と砕屑物を噴出した成層火山で、多くの放射谷によって著しく開析されたため、そのように見えるのです。昆布岳を中心として、その北麓、桂台・西富・黒川・絹丘に及ぶ一帯は昆布岳噴出物に覆われており、昆布岳は粗面岩質安山岩、輝石球安岩などからなっています。名前の由来は「トコンポ・ヌプリ」(小さなコブ山=山頂部分)という説や、豊浦方面と札幌方面の分岐の目印に、木に昆布を結んでいたところからという説もあります。
軍人山(ぐんじんやま 真狩村、留寿都村)
真狩村と留寿都村との境界を画し、熔岩から成り立った標高561.8mの小高い丘です。明治以来、日本陸軍の演習地であったことからこの呼び名となりました。
化物山(ばけものやま 真狩村、留寿都村)
軍人山から南西に位置するこの山も、軍隊の演習地として使われました。標高は374.8mで遠くから見ると小高い丘に見えますが、沢深く分け入って見上げると突如として目の前にその威容を見せるため、未開の時代にこの峡谷に迷い込んだ誰かが化物山と呼んだという説があります。また一方、この山では磁針を狂わせ、方位が確認できないために化物山の名がついたという説もあります。
尻別岳(しりべつだけ 喜茂別町、真狩村、留寿都村)
松浦武四郎の記録によると標高1107.4m、喜茂別町、留寿都村、真狩村にまたがる尻別岳は羊蹄山とあわせて、それぞれ「ピンネシリ(夫の山)」「マチネシリ(妻の山)」と呼ばれていました。この二つの山を夫婦と捉えていたようです。尻別岳という名前は尻別川から由来しているものと思われます。
橇負山(そりおいやま 留寿都村)
留寿都村にある橇負山は、標高715.1mで冬にはルスツ高原スキー場として利用されています。また、パラグライダーやハンググライダーなどの飛行ポイントとしても使われています。
サポート 日時: 2007年10月25日 10:00