漁業

山々の清水が集まり流れる川は、自慢の一つ。きれいな水が流れる川の流域は、豊かな水産資源に恵まれています。川が多い羊蹄山麓エリアでは、尻別川水系を軸に、サケ・マス、ヤマベ、アユ、ヤツメウナギなどの漁業が営まれています。

サケ・マス

道内の他市町村と同じく、河川の汚染によって、とれなくなった歴史を持つサケ・マス。1948(昭和23)年には尻別川鮭鱒保護協力会が結成され、稚魚の放流などを積極的に行っていましたが、北洋や近海産のものが出回り、親魚の需要が減ったため、昭和40年代後半には協力会としての活動を中止。内陸水面での漁獲はなくなってしまいました。現在は回遊してきたものを海洋で捕獲しています。

ヤマベ

ヤマベはサクラマスが海に下らず、川に残ったもので、尻別川系の河川に多く生息。資源保護水面に指定された目名川の本支流以外は、4月上旬から5月下旬までの禁漁期間を除いて、釣りを楽しむことができます。

アユ

尻別川で自然に増殖していた鮎が減少し始めた昭和30年代にふ化事業を実施。その後琵琶湖産のアユの稚魚を放流するようになりました。アユ漁は、遊魚料をとって釣り人を入れるもので、漁の期間は例年7月上旬から8月下旬までとなっています。

ヤツメウナギ

体の左右にそれぞれ7個の鰓孔があり、それが目のように見えることから「八目(ヤツメ)」と呼ばれるウナギ。江戸末期から尻別川で多くとれていたという記述があり、現在は下流域で漁業が営まれています。ビタミンAを多く含むことからドリンクに加工され、蘭越町の特産品にもなっています。

日時: 2007年10月25日 11:07