アートギャラリー

感性豊かなアーティストたちが、雄大な景色に刺激され、独創性あふれる作品を作り続けるニセコエリア。ガラス、陶芸、絵画、書、彫刻、メタルクラフトなど、羊蹄山麓エリアでは多くの芸術家たちが創作活動を続けています。芸術に触れられるアートスポットが数多く点在しています。

文化施設

郷土の歴史を伝える施設、文化の拠点となる施設と一口に言っても、羊蹄山麓エリアの施設はちょっと違います。地域の人のアイデアによって、一度訪れた人がまた足を運びたくなるような試みが取り入れられ、エリア外の人たちからも高い評価を得ています。

倶知安風土館(倶知安町)

日体大の倶知安校舎として使われていた施設に一部手を加え、2002(平成14)年7月に開館した「倶知安風土館」。ニセコと羊蹄山の自然をテーマにした「自然と環境」と、倶知安の歴史と暮らしを紹介する「暮らしと文化」の2つのゾーンに分けて、倶知安の魅力を紹介している施設です。

1階には体験学習室や工作室。2階の展示スペースには、ニセコエリアを撮影した巨大な航空写真の上を歩くことができる「空中散歩」の部屋、昔の暮らしや学校の教室を再現した部屋、道資料を集めた部屋、自然を紹介した部屋などがあり、展示されている資料のほとんどが手にとって触れられるのも魅力。懐かしい感動に出会える新しいタイプの郷土資料館として注目を集めています。

有島記念館(ニセコ町)

「カインの末裔」「生まれいづる悩み」「或る女」などの作品で知られる作家・有島武郎。1922(大正11)年、ニセコの地で当時画期的だった農場開放を実践した業績を讃えて作られたのが「有島記念館」です。1978(昭和53)年に開館した記念館の建つ場所は、有島農場事務所跡近く。館内には、写真、書簡、書、絵画、初版本などを展示、有島武郎の障害と文学、農場開放に至るまでの軌跡を紹介しています。

また、記念館周辺には、農場事務所跡や、有島武郎が農場解放を宣言した「弥照神社」、「農場開放記念碑」、「カインの末裔」に登場する共同墓地など、有島武郎ゆかりのスポットが点在しています。

  • 住所:ニセコ町字有島57TEL:0136-44-3245開館
  • 時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
  • 休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始 ※5月1日~10月15日は無休
  • http://www.town.niseko.hokkaido.jp /arishima

ニセコ高原教会(ニセコ町)

かつて感動の舞台として全国に名を馳せ、その後閉鎖された蘭越の「St.Angelusニセコ高原教会」。この教会が現在のオーナーの手によって5年の月日をかけて移築・再建、復活を遂げたのが「ニセコ高原教会」です。白樺の林に囲まれた真っ白な教会に隣接するレストラン「リバーフォレスト」では、パーティーはもちろん、ティータイムも楽しめます。

京極町生涯学習センター 湧学館(京極町)

「羊蹄山の湧水(ゆうすい)のように、知識や知恵のわき出す場所に」との願いを込めて、2004(平成16)年11月にオープンした生涯学習センター「湧学館」。1階は図書館、2階には郷土資料コーナー、100名収容可能な視聴覚室、文化教室があり、京極町の文化の拠点となっています。また、名水で知られる京極町らしく、「水」に関する資料コレクションが豊富にそろっています。

  • 住所:京極町字京極158-1TEL:0136-42-2700開館
  • 時間:水・木・土・日曜10:00~18:00、火・金曜10:00~20:00
  • 休館日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始、月の最終日(土日の場合はその前の金曜)
  • http://lib-kyogoku.cubet.com

小川原脩記念美術館(倶知安町)

2002年に他界した倶知安町八幡出身の画家小川原脩画伯の作品を展示する美術館です。小川原脩画伯は、東京美術学校(現東京芸大)を卒業後、東京で活躍していましたが、戦後は郷里の倶知安に戻り、木田金次郎などと一緒に地域の美術の発展に尽くしながら、創作活動を続けました。中国やチベットへの旅によって画伯の作風は大きく深化し、アジア的な幽玄の境地を切り開いていったと言われています。記念美術館は、市民グループ「小川原脩の絵を考える会」の要望や氏本人からの作品の寄贈などを受けて実現に至ったものです。建物も、あまり自己主張するようなものや自然と対峙するようなものにはしないように、という画伯本人の希望に沿ったデザインと設計がなされており、特にロビーは住民が自由に利用できるくつろいだ空間になっています。

  • 住所:倶知安町北6条東7-1TEL:0136-21-4141開館
  • 時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
  • 休館日:火曜(祝日の場合は翌日)、12月31~1月5日、展示替え期間

日時: 2007年10月25日 12:07