
- I-1 羊蹄山
- I-2 ニセコ山系
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- I-7 スキー隆盛
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- I-10 国際リゾート化
- I-11 ホスピタリティ
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- II-2 スキー場
- II-3 アウトドアスポーツ
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- II-7 リゾート
- II-8 食と農業
- II-9 農業以外の産業
- II-10 郷土の人物
- II-11 文学
- II-12 文化
- II-13 歴史全般
- II-14 交通
- II-15 町村の概要
- II-16 まつり・イベント
- II-17 観光情報センター
- III-2 参考文献
- III-3 索引
留寿都村の概要
村名の起源
山のふもとにあるこの村の真ん中を、札幌から洞爺湖に向かう国道230号線が貫いています。アイヌ語でそのまま(道が山の麓にある)という意味の言葉が「ル・スツ」なのです。
村の花・村の木
村の花はセタナリアと呼ばれる芝桜で、ルスツリゾートで見事に咲いていることから選ばれました。村の木は2種類あり、カバノキ科の落葉樹で白色の幹が特徴のシラカバと、三ノ原にあった伝説の木が村のシンボル的な存在であるために選ばれたアカダモ(ハルニレ)があります。アカダモはニレ科の落葉樹で俗称はエルムと言います。
〇チキサニ(ハルニレ)の伝説
チキサニとはアイヌ語でハルニレのことです。カムイユーカラによると、樹皮をこすると火を熾せるチキサニは地上に最初に降ろされた火を司る女神です。その美しさに魅せられた天上界の雷神が地上におっこちてしまったので、チキサニは瞬く間に火に包まれ燃え上がり、そして二人の間に人間の祖先であるアイヌラックルが生まれたというお話があります。
ハルニレは昔から北海道になくてはならない大切な木で、開拓期には、はまず肥沃な土地の目印となるハルニレを探したと言われるほどです。
人口世帯
- 総人口2,165名
- 男1,050名 女1,115名
- 934世帯(平成17年国勢調査より)
土地利用
面積は119.92km2で、60%近くが民有林などの森林です。農耕地として約23%が使用されており、また多くがレジャー施設として活用されています。
産業構成
- 第一次産業30.4%
- 第二次産業9.5%
- 第三次産業60.1%
日時: 2007年10月25日 14:04